コマツオープン2013

大会記

スタッフのつぶやき

優勝した真板潔プロ
猛チャージをかけた渡辺司プロ
大逆転への道
歓喜のガッツポーズ

  53歳の真板潔プロが、最終ロングホールで逆転イーグルを決め、通算12アンダー204でコマツオープン初優勝を飾りました。1打差2位に高見和宏プロ(53)と奥田靖己プロ(53)、2打差4位に渡辺司プロ (56)と羽川豊プロ(55)が入り、昨年覇者の尾崎直道プロ(57)は通算5アンダーで13位でした。

 

 連日30度を超える猛暑に微風、伸び悩む上位陣。けだるいムードの最終日を動かしたのは、この日1イーグル7バーディーのコース新となる63の猛チャージをかけた渡辺司プロ、「11アンダーだったらプレーオフもあるかと思ったけど10アンダーではね」と言われるほど上位に2桁アンダーが並ぶ大混戦。渡辺プロがホールアウトした時点で、高見プロと奥田プロが10アンダーで並んでいました。

 

 そんな中、最終組の1組前で回る高見プロが16番パー3を左4メートルにつけバーディー、11アンダーと1歩抜け出します。「最終18番が・・」と悔しがる高見プロ、アプローチミスから最終ホールパーセーブで11アンダーのままフィニッシュ、プレーオフに備えてパターの素振りをしながら後続を待ちます。

 

 最終組は14番バーディーで10アンダーに並んだ真板プロと奥田プロが熾烈な争い。奥田プロの第1打は真板プロをオーバードライブして残り225ヤード、しかし第2打は残り250ヤードを果敢に攻めた真板プロが、見事ピン上2メートル2オンに成功!それを見て「力んでしまった・・」と言う奥田プロの第2打は、グリーン手前のラフにつかまります。

   

 しかし、そこからフワッと浮かした絶妙のアプローチで、ピン手前1,5メートルにつけバーディーチャンス。まさにプロとプロの戦い!そして迎えた真板プロのイーグルパット。「フックすると思うラインだったけど、水巻さんのが右に抜けたんでもう真っ直ぐ打った」と言うパット、大勢のギャラリーとライバルプロが見つめる中で実に見事にカップイン!

   

 コマツオープン史上初、代打逆転サヨナラホームラン張りの、大逆転サヨナライーグルパットに、大歓声のギャラリーはいつまでも惜しみない拍手を送っていました。

       

大会フォトギャラリー

キッズエスコートとの交流!
たくさんの子供たちも応援してくれました
昨年優勝者の尾崎プロ
上位を争った高見和宏プロ。
奥田靖己プロ
ジュニア教室の様子
ボランティアの皆さんと記念撮影
粟津女性の会のからのティサービ