コマツオープン2022

大会記

スタッフのつぶやき

小川社長から優勝カップ贈呈 深堀 圭一郎プロ
優勝決定!

 3年ぶりにギャラリーを迎えて開催となった「コマツオープン2022」、3つのパー5で「ドライバーを握らない」徹底したマネジメントを貫いた深堀圭一郎プロが、通算13アンダーで並んだP・マークセンプロとのプレーオフを征して、シニアツアー通算2勝目をコマツオープン初優勝にて飾りました。

 最終日、通算7アンダーで首位発進したのは、当日20ホールに渡って激戦を繰り広げる事になった深堀プロとマークセンプロ。先ずマークセンプロが1番、4番でバーディーを奪うと、深堀プロも負けじと5番、7番でバーディーを奪い直ぐに追いつきます。そこに、同組の塚田好宣プロと前の組の久保谷健一プロが加わって、超混戦のバックナインとなります。
11番で1つ落とした深堀プロが13番に入った時には、首位の久保谷プロとは2打差、2位のマークセンプロとは1打差、塚田プロが同スコアで並んでいます。
13番と言えば、最終日にティが前に出され、287ヤードパー4になる名物ワンオンチャレンジホール!「最低でもバーディーが欲しい」と言う深堀プロのチョイスは3番ウッド。
「本当に完璧なボールが打てた」のティショットは、ナイスオンかと思いきやグリーン右奥のラフまで転がります・・・が、「僕の歩測では10歩位」と言うアプローチで、何と何と起死回生のチップインイーグル、一気に2打差を縮めます!その後、マークセンプロもバーディーを奪い、とうとう3人が並びます。
続く14番で深堀プロとマークセンプロがバーディーを奪ったのに対し、久保谷プロは15番で痛恨のダブルボギー、塚田プロもチャンスでパットが入らず、優勝争いは深堀プロとマークセンプロ2人に絞られていきます。

 トータル12アンダーで並んで向かえた最終18番はパー5のロングホール、深堀プロがティショットで選択したのはまたもや3番ウッド。「自分のポジションに関係なく『勝負はセカンド以降』のマネジメントは練習ラウンドで決めた」と言う深堀プロ、この日4つのパー5でドライバーを握ったのは1度だけ。後の3ホールは3番ウッドと5番ウッドでフェアウェイキープに徹します。
セカンドをグリーン手前40ヤードのバンカーに入れてしまっても「ロングバンカーは結構練習している」深堀プロのアプローチは、キレイな弧を描いてピン横50センチにピタリ、でバーディー奪取!対するマークセンプロも、奥のラフから1メートルに寄せて同じくバーディー、流石です!
大会9度目となったプレーオフの舞台は再び18番。「プレーオフは勝ち負けしかないので」と深堀プロはドライバーを選択、2オン2パットのバーディー!対するマークセンプロも2オン2パットで再びバーディー、いや、もう流石の流石です!!プレーオフ2ホール目もドライバーを握って、フェアウェイをとらえた深堀プロのセカンドは5番ウッド。「奥に外して寄せようと思った」ショットは、マネジメント通りにピン筋に飛んで奥のラフへ、これを1メートルに寄せてマークセンプロを待ちます。左ラフから寄せきれずバーディーパットを外したマークセンプロに対し、キッチリバーディーパットを沈めた深堀プロ、手を高く上げてその喜びを表現しました。

終わってみれば17番から4連続ホールバーディの深堀プロ、勝利のポイントは徹底したマネジメントだったのかもしれません。

大会フォトギャラリー

2位の P.マークセン プロ
3位タイの 久保谷 健一 プロ
3位タイの 塚田 好宣 プロ
激戦前の練習
エキシビジョン参加の高校生と
魔法のホウキかよ!!
今年もボランティアお疲れ様です
3 年振りのギャラリー観戦
コース整備、いつもありがとうございます。